7.19 「鹿肉風」牛肉 (捷, 15世紀)
牛肉をワインに浸けて煮込み, 鹿肉のように赤黒くする料理. ジビエを食べられるのは森を所有していた貴族たちだったので, 狩猟権のない富裕層が牛肉を楽しむために作られたレシピなのかもしれない.
難易度 | |
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材料調達 | ★★★☆☆ |
調理 | ★★★☆☆ |
7.19.1 材料
- 牛肉
- 塩
- 赤ワイン 十分な量
- クローブ
- 胡椒粒
- リンゴ
- サフラン
- バター 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
7.19.2 作り方
- 牛肉を軽く叩いて柔らかくする
- 牛肉を鍋に入れ, 赤ワインに浸し, 涼し場所で最低2時間寝かせる
- 弱火でゆっくり加熱し, 塩とクローブと胡椒とサフランを加える
- 1時間ほどかけて肉が柔らかくなるまで煮る
- 肉が煮えてきたらフライパンを温めバターを溶かす.
- 砂糖を加えてスライスしたリンゴの量を焼く
- 焼いたリンゴの半分を細かく切り刻む
- 皿の中央に刻んだリンゴを乗せる
- その周りに茹でた牛肉と残りのリンゴを並べる
- 茹で汁をソースとしてかける
- ソースが濃くなるように適宜蒸発させる
7.19.3 補足
赤ワインは蒸発しやすいので蓋をするなどして対処する.
7.19.4 参考資料
- Random Innkeeper の動画