7.9 プレッツェル (捷, 15世紀: pleclík)
現代のドイツやオーストリアのものとはかなり違う中世のレシピ (図7.7). イーストも苛性ソーダも使用しない. グラインダーが無いと重労働なのでもう作りたくない.
図 7.7: 中世のプレッツェル
| 難易度 | |
|---|---|
| 材料調達 | ★★☆☆☆ |
| 調理 | ★★★★★★★★★★ |
7.9.1 材料 (4個分)
- 小麦粉 200 g
- 蜂蜜 100 ml + 「蜂蜜粉」の3/4 *
- 油または小麦粉 少量
- (オプション) 味付け用のスパイス (胡椒、クローブ、ショウガ、オールスパイス、シナモンなど)
7.9.2 道具
- オーブンまたはオーブントースター
- 固いものを細かく粉砕するグラインダー
7.9.3 作り方
- 蜂蜜を温めて溶かす
- 火傷に注意して小麦粉と混ぜてこねる
- 粘りのある生地にするのは難しいのでほどほどでやめる
- オーブントレーに油を塗る, または小麦粉を振る
- 平たくつぶした生地を乗せ, 170度に熱したオーブンで, 表面が焼きあがるまで焼く
- 20分程度かかる
- 焼いた生地を細かく粉砕する
- グラインダーがないと極めて重労働となる
- 粉末の 3/4 の量の蜂蜜を温めて溶かし, 混ぜる
- 多すぎるとベタつくのでやや少なめでも良い
- オプションでスパイスを粉末にして混ぜる
- 細長くこねてプレッツェルの形にする
- 天日干しか, オーブンで焼いて固める
7.9.4 参考資料
- Random Innkeeper の動画 (英語, 日本語字幕あり)