7.14 ハンガリー風ローストチキン (kuře po Uhersku, 捷, 15世紀)
例によって「ハンガリー風」という名の中世チェコ料理. 現在の同名の料理はパプリカやトマトを使った赤いソースで鶏肉を煮込んだものだが, 当時のヨーロッパにはトマトはない.
難易度 | |
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材料調達 | ★★★★☆ |
調理 | ★★★☆☆ |
7.14.1 材料
- ローストチキン用の鶏肉 1羽
- 詰め物
- ベーコン 50 g
- 粟 150 g
- 生クリーム 40 ml
- レーズン 1掴み
- 卵 2個
- ソースの材料
- 生クリーム 200 ml
- サフラン
- 生姜
- 砂糖
- 卵黄 1個
7.14.2 道具
- オーブン
7.14.3 作り方
- 卵をかたゆで卵にする
- 粟を塩水でよく茹でる
- ベーコンを小さくさいの目切りにする
- ゆで卵も同様に小さく切る
- フライパンに油を引き, ベーコンを炒める
- さらにゆで卵と粟も加えてよく混ぜる
- レーズンと生クリームも加える
- 柔らかさを残しつつ, 余分な水分が飛ぶまで加熱する
- 鶏肉に詰める
- 頭と尻を縛って漏れないようにする
- オーブンを160度Cに加熱し1時間焼く
- その間にソースを作る
- 鍋で生クリームを温める
- 卵黄を入れ, よくかき混ぜる
- サフランと生姜を1つまみ加える
- 濃いソースになるまで混ぜ続ける
- 鶏肉を切り分け, 上からソースをかける
7.14.4 補足
オーブンがないのでかなり小さな鶏で試してみたが, ほとんど入らなかった.
7.14.5 参考資料
- Random Innkeeper の動画