7.18 ラム肉のセージソース和え (捷, 15世紀)
当時の羊肉は富裕層でなくても食べる機会が多かったそうなので, 庶民の食事の1つだったのかもしれない (図7.15).
図 7.15: ラム肉のセージソース和え
| 難易度 | |
|---|---|
| 材料調達 | ★★★★☆ |
| 調理 | ★★☆☆☆ |
7.18.1 材料
- 羊肉 (ラムのショルダーがよい) 600 g
- 塩
- 胡椒
- (オプション) メース
- ソース
- ブイヨン 200 ml
- 羊の茹で汁を使いまわしても良い
- 酢, リンゴ酢がよい 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- セージの葉 大さじ2
- ブイヨン 200 ml
7.18.2 道具
- オーブン
7.18.3 作り方
- 鍋に水をはり, 塩を加える
- 肉をよく茹でる
- ソースを作る
- 別の小さい鍋を弱火で熱し, ブイヨンを注ぐ
- 酢と砂糖を加える
- セージを細かく刻んで加える
- よく混ぜてなじませる
- およそ10分ほど加熱を続ける
- 気になるなら葉を濾し取る
- 肉に塩胡椒とメースをふりかける
- 肉が柔らかくなるまで焼く
- オーブンを200度に熱し, 肉が柔らかくなるまでローストする
- おそらく45分程度
- 肉を切り分け, ソースをかける
7.18.4 補足
メースは当時最も高価な部類に入るスパイスであるので, ロールプレイがしたい人は注意. なお (feyfrlikova2015Kuchyne?) によれば当時の一般的な都市の住居にはすでにオーブンが備わっていたため8, こちらを気にする必要はないと思われる.
7.18.5 参考資料
- Random Innkeeper の動画
これはビデオゲーム “Kingdom Come: Deliverance” でも視覚的に再現されている↩︎