7.17 「ハンガリー風」ローストビーフ #2 (捷, 16世紀, Hovězie po Uhersku)
これもチェコの料理. 現代的なローストビーフとあまり変わらない味付けであり, 現代人にとってのハードルは低いと思われる (図7.14).
難易度 | |
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材料調達 | ★★★★☆ |
調理 | ★★★☆☆ |
7.17.1 材料
- 牛肉, ブリスケットが良い
- リンゴ 1個
- 玉ねぎ 1個
- 小麦粉
- 酢, リンゴ酢が良い
- 塩
7.17.2 道具
- オーブン
- ストレイナー/裏ごし器
7.17.3 作り方
- 玉ねぎとリンゴを荒く切り, オーブン用の鍋に入れる
- 小さな肉の切れ端や脂身を切り取って混ぜる
- 塊肉の全体によく塩を振ってこれらの上に乗せる
- コップ半分の水を注ぎ, 蓋をする
- オーブンを160度Cに熱して柔らかくなるまでローストする
- この温度だと2時間程度かかる
- 肉を取りだす
- 鍋に残ったものからソースを作る
- フライパンに注ぎ熱して水気を飛ばす
- 酢をひとふりする
- 小麦粉をふりかけ, とろみをつける
- 水を加え, かき混ぜつつ適切な濃さになるまで熱する
- ソースを濾し取る
- ローストビーフを切り分け, ソースをかけ, リンゴを添える
7.17.4 補足
日本の家庭にはローストビーフを作れるオーブンがないことが多い. オーブントースターや魚焼きグリルで代用すると, 熱源との距離が近すぎ焦げやすいため注意. 私は魚焼きグリルで少し加熱し後は圧力鍋を使ったが, おそらくオーブンでローストしたほうがうまいだろう.
なぜリンゴを添えるのかはよくわからない.
7.17.5 参考資料
- Random Innkeeper の動画