ソフトウェア情報と表記のルール

本書をコンパイルした時点での基本的な R セッション情報は以下のとおりです6.

xfun::session_info(c(
  'bookdown', 'knitr', 'rmarkdown', 'rmdja', 'xfun'
), dependencies = FALSE)
## R version 4.1.2 (2021-11-01)
## Platform: x86_64-pc-linux-gnu (64-bit)
## Running under: Ubuntu 20.04.3 LTS
## 
## Locale:
##   LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8      
##   LC_NUMERIC=C              
##   LC_TIME=ja_JP.UTF-8       
##   LC_COLLATE=ja_JP.UTF-8    
##   LC_MONETARY=ja_JP.UTF-8   
##   LC_MESSAGES=ja_JP.UTF-8   
##   LC_PAPER=ja_JP.UTF-8      
##   LC_NAME=C                 
##   LC_ADDRESS=C              
##   LC_TELEPHONE=C            
##   LC_MEASUREMENT=ja_JP.UTF-8
##   LC_IDENTIFICATION=C       
## 
## Package version:
##   bookdown_0.24  knitr_1.37     rmarkdown_2.11
##   rmdja_0.4.6.9  xfun_0.29     
## 
## Pandoc version: 2.14.0.3

上記のセッション情報を見て分かるように, 本書では R ソースコードにプロンプト記号 (>+) を付けたりしません. またテキスト出力は2連続ハッシュ ## でコメントアウトしています. これはコードをコピーして実行する際の利便性のためです (テキスト出力はコメントアウトされているので無視されます). パッケージ名は太字 (例: rmarkdown) で表記し, 本文中のコードやファイル名はタイプライタフォントで表記します (例: knitr::knit('foo.Rmd')). 関数名の末尾には括弧を付けます (例: blogdown::serve_site()). 二重コロン演算子 :: はパッケージのオブジェクトへのアクセスを意味します.

“Rmd” は R Markdown のファイル拡張子名であり, 本書では R markdown の略称としても使用します.


  1. 訳注: 日本語版作成にあたって, rmdja パッケージの開発版を使用しているため, 完全に同一のファイルを作成できる保証はないことをご容赦ください.↩︎