4.10 図のキャプションへの付番
以下の例のように, bookdown (Xie 2021b) 出力フォーマット を, 図のキャプションに図番号を追加するのに使うことができます.
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output: bookdown::html_document2
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```{r cars, fig.cap = "すごいプロット"}
plot(cars)
```
```{r mtcars, fig.cap = "これもすごいプロット"}
plot(mpg ~ hp, mtcars)
```
4.7 節では表や数式といった他の要素でどのように動くか, そして付番された要素をテキスト内で相互参照する方法を実演しています. html_document2
の他にも, pdf_document2
, word_document2
といった他の出力に対する同様のフォーマット関数もあります.
bookdown 以外の R Markdown 出力フォーマットにもこの機能を追加できます. 鍵となるのはこれらが bookdown 出力フォーマットの「基本フォーマット」であることです. 例えば, rticles::jss_article
フォーマットで図に付番と相互参照をするために以下が使えます.
output:
bookdown::pdf_book:
base_format: rticles::jss_article
bookdown 出力フォーマット関数のヘルプページを読んで, base_format
引数があるかどうか確認してみてください (例: ?bookdown::html_document2
).
参考文献
———. 2021b. Bookdown: Authoring Books and Technical Documents with r Markdown. https://CRAN.R-project.org/package=bookdown.