9.4 複数の図を横並びに
fig.show="hold"
と out.width
option オプションを併用して複数の図を並べることができます. 以下の例では out.width="48%"
を設定し, 出力は図9.2になります.
```{r, figures-side, fig.show="hold", out.width="48%"}
par(mar = c(4, 4, .1, .1))
plot(cars)
plot(mpg ~ hp, data = mtcars, pch = 19)
```
この単純なアプローチは PDF でも HTML 出力でも動作します.
訳注
この方法は, PDF では必ず横並びになるとは限りません. 余白にはみ出す大きさならば, 自動で折り返されます. これは LaTeX 側の文書スタイルの設定にも依存し, 多くの場合は欧文と和文でよく使われるレイアウトが異なることが原因です. よって, ここでは原著とは異なり画像サイズを 48% と少し小さくしています.
図の内部に複数のプロットがあり, サブ図を使いたいなら, 6.6節を見てください. しかしサブ図は LaTeX 出力に対してのみサポートされているので気をつけてください.