15.3 asis エンジンでコンテンツを条件付きで実行する

その名が示すとおり, asis エンジンはチャンクの内容をそのまま書き出します. このエンジンを使う利点は条件に応じてコンテンツを読み込めることです. つまりチャンクオプション echo によりチャンクの内容の表示を決定します. echo = FALSE の時はチャンクは隠されます. 以下は簡単な例です.

```{r}
getRandomNumber <- function() {
  sample(1:6, 1)
}
```

```{asis, echo = getRandomNumber() == 4}
https://xkcd.com/221/ によれば, **真の**乱数を生成しました!
```

asis チャンク内のテキストは条件式 getRandomNumber() == 4 が (ランダムに) 真であるならば表示されます.