1 クイックスタート

rmdja パッケージをインストールする. github からインストールするため, remotes パッケージが必要になる. 依存している rmarkdown, bookdown, knitr なども同時にインストールされる6.

install.packages("remotes")
remotes::install_github("Gedevan-Aleksizde/rmdja", repos = NULL)

まだ RStudio を使っていないのなら, RStudio 上で作業することを強く推奨する. さらに, もしもRの操作自体にあまり慣れていないのなら, 森知晴 『卒業論文のためのR入門』などを読むことを薦める.

加えて, 以下のパッケージが役に立つので気に入ったらインストールしていただきたい.

install.packages(c("tidyverse", "ggthemes", "citr", "clipr",
  "kableExtra"))

RStudio を起動し, 左上から新規作成を選び, “R Markdown” を選ぶ (図 1.1).

新規作成

図 1.1: 新規作成

“From Template” からテンプレートを選択する (1.2).

R Markdown のテンプレート

図 1.2: R Markdown のテンプレート

現在 (Ver. 0.4.6.9) 用意されているのは以下の4つである.

  • プレゼンテーション用スライド形式のテンプレート - Beamer in Japanese
  • 論文形式のテンプレート - pdf article in Japanese
  • 書籍形式のテンプレート - pdf book in Japanese
  • 縦書き文書のテンプレート - pdf vertical writing in Japanese

動作確認として, 今回はシンプルな論文形式を選ぶ. ファイルを開いたら, 適当な名称で保存し, “knit” ボタンを押すと PDF が作成される.


  1. Windows の場合, Rtools をインストールしていないと依存パッケージがインストールされないことがある. Rtools をインストールするか, 依存パッケージを手動でインストールしてほしい↩︎